~チーム理念~
「自主・自考・下克上」
位置付け
我々が定めた理念は、プレーヤースタッフ問わず「部員全員が、どんな時にもそこに立ち戻って自分の行動指針がわかるもの」という風に位置づけています。
現在ARIは組織としての過渡期にあります。プレーヤーだけでなくスタッフも充実し始め、個々のメンバーの役割も多様になってきている今、自分がチームの一員として何ができるのか、何をすべきなのかが分からない時があると思います。それは誰もが経験していることで、迷っている時に自分の行動の背中を押してくれる理念があれば、きっと助けになるはずです。
意義
チーム理念を掲げなくても活動することはできます。明確なチーム理念を掲げたチームのほうがむしろ少ないと思います。しかしながら今、我々大学の体育会部活が理念を掲げることには大きな意味があると考えています。
それは、大学生活という貴重な時間を過ごす、部活での日々や経験により多くの価値を見出すことです。
フットサルをただ単にしたいだけであれば、別にARIではない他の団体でもよかったはず。他の部活、サークルや社会人のチームに入る選択肢もある中で、ARIという組織に所属しているのは、他の団体では体験できない価値があるから。それは例えば、同世代ならではの仲の良さや、競技に対する真剣さであったり、自分たちの手で組織運営しているという実感であったり、本当に多くあると思います。
しかし私たちはときどき、そのことを忘れてしまいがちです。
チーム理念を策定することで、自分は自分の価値を見出すためにARIに所属している、ということを部員ひとりひとりが自覚できるようになる。個人が自分で考え、主体的に行動し、周りがそれを認めるようになる。結果それがチームにとっての向上につながる、と考えています。
意図
我々京都大学フットサル部ARIの部員は皆、部での活動を通して自分の価値を見出すことを目指します。
「主体的に動く」⇔「行動する仲間を助け、認める」
自分で主体的に動き、仲間からそれを認めてもらえることで、自分の価値を実感できる。逆に、主体的に動く仲間のことを支え認めてあげることで、その人が自分の価値を見出す手助けができる。この相互の関係性によって、お互いの価値を見出すことができると思います。
どんなに小さいことでも、どんな種類のことでも、ARIに所属する中で、主体的に行動することと、行動する仲間のことを支え認めることによって、自分だけでなく仲間の価値も一緒に見つけ、共に成長することを我々は大切にします。
その結果、プレイヤー、スタッフ陣、コーチ陣全員が団結し、同じ方向を向いたチームとして、フットサルで強豪相手に勝利をあげることを決意しました。我々、京都大学フットサル部ARIは常にチャレンジャーとして、シーズンを戦い抜いていきます。
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